6月8日(火)
午前、東京ステーションギャラリーで「コレクター 福富太郎の眼」を観たよ。昭和のキャバレー王で美術コレクターの福富太郎の絵画コレクション展だよ。鏑木清方、北野恒富、渡辺省亭、池田輝方、池田蕉園、島成園などなど。勝海舟の家の客間に飾ってあったという「蛟龍天に昇る」(川村清雄)もあるよ。良かったよ〜。あと、展示の一番最後にある監修者の山下裕二教授の言葉が、生前の交流を感じさせて、なんかグッとくるよ。(6月27日まで)
「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画/東京ステーションギャラリー」
チラシ(鏑木清方)
チラシ(北野恒富)
午後、両国の江戸東京博物館に行って、「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」を観たよ。葛飾北斎と歌川広重の富士山の風景画を中心にした展示だよ。広重が10歳の時に描いた「三保松原図」と50年後に描いた「富士見百図/駿州三保之松原」があって、なんかいいよ。(6月20日まで)
「江戸東京博物館」
展示場に入ったところ。写真撮影は、だいたいのところが大丈夫だよ。
歌川広重が10歳の時に描いた「三保松原図」(1806年)
約50年後に同じ題材を描いた「富士見百図/駿州三保之松原」(1859年)
さて、今日6月8日(火)発行の「夕刊フジ」の「ラブホ戦記」でちょうど本紙連載が600回目になるよ(年末年始やGW特別号を除く/オレ調べ) 2009年4月スタートだったから、12年過ぎたね。なかなかの長期連載になったと思うよ。これからもよろしくね!