8月23日(木)
午前、駒込駅に行く。
東洋文庫ミュージアムの
企画展「悪人か、ヒーローか」を観る。
よかった〜。(9月5日まで)
2階。毎度おなじみのモリソン書庫でございます。
初めて来た時は、「おお〜」と思うけど、慣れてしまった。
その場合、初めて来たと思われるお客さんたちが
「おお〜」というのを聞いて、あの気持ちを取り戻すのだ。
チラシやポスターの人は、歌川国貞(三代豊国)の描く、
江戸時代の侠客「腕の喜三郎」だよ。
Wikiにも出ているので、「腕の喜三郎」で検索だ。
「紂王&妲己」や「始皇帝」などなど。
楽しい説明の下に本とその解説があります。
「藤原道長」「平清盛」「織田信長」などなど。
その下には本や解説が並んでいます。
東洋文庫ミュージアムは解説に味があるのだ。
本「中国の刑罰」(メイソン著 1804年 ロンドン刊)
強盗犯に対しての「首枷の刑」だが、下の解説を読むと、
20kg以上の首枷をして3ヶ月過ごすそうだ。
足元に転がる長い棒の道具でゴハンを食べます。
強盗だけど、つらい。
東洋文庫ミュージアムの1階には、
小さいコーナーで「日中妖怪大集合!!」があった。
江戸の妖怪。ネタ本は「絵本百物語」
中国の妖怪。ネタ本は「山海経」
これ、「東洋の妖怪」などで、企画展でやってほしいです。
と、アンケートに書けばよかった。
次回は「大♡地図展」(9月15日〜)である。行きます。
東洋文庫ミュージアムのあとは、
すぐ近くの公園「六義園」に行く。
渡月橋。
横から見た渡月橋。
藤代峠の頂上から見た景色。
藤代峠から見える中の島(右上) 島に渡る田鶴橋は通行不可。
藤代峠で、1人、ベンチに座ってぼんやりと過ごす。
誰も来ないので、ベンチに寝転がって、空を見る。
風で枝が揺れて、ざわざわと音がする。
頂上の大きな木。ちぃ〜っす。
滝見茶屋。ちょろちょろとした滝が見える。
冬はとても寒いが、夏は涼しげ。
蓬莱島。
下の写真の道はオレが好きな場所。
いつも誰もいないので、とても寂しくてよい。
オレはどうやら孤独が好きなようだ。
吹上茶屋。ここで、抹茶などが飲める。
冷やし抹茶と和菓子のセット。
六義園のパンフにスタンプを押すスタンプ欄があった。
いつもスタンプは素通りするのだが、
(伊集院光「深夜の馬鹿力」2018年7月30日25時放送回より)
「スタンピオン酸ナトリウム」を思い出したので、
ついつい押してしまう。
夏の六義園は暑いけど、草木の勢いや、鳥やら虫やら元気で、
生命力があって、すごくよかった。
冬に六義園に行くと、ものがなしい感じがある。
下のリンクは、昨年末に行った
東洋文庫ミュージアムと六義園。
冬の六義園と見比べると切なさがある。
「12月28日(木) - 一生余生/じぇんじぇん日記」