12月28日(木)
午後、駒込に行く。
東洋文庫ミュージアムの
企画展「モリソン文庫渡来100周年/
東方見聞録展~モリソン文庫の至宝」を観る。
(2018年1月8日まで)
「 東洋文庫ミュージアム」
三菱財閥第3代総帥、岩崎久彌が
ジョージ・アーネスト・モリソンのコレクション、
いわゆるモリソン文庫を1917年に購入して、
100周年だそうだ。
モリソン文庫。どどーん。
モリソンさんの本が好き過ぎる感。
いろいろな言語に翻訳された「東方見聞録」や
いろいろな資料が展示されている。
下は1485年のラテン語訳本の「東方見聞録」
下の本はイギリスの騎士、ジョン・マンデヴィルが書いた
「東方旅行記」(1485年)である。
ただし、怪物とか出てくるウソっぽい旅行記で、
どうやら想像で書いたらしい。
紹介文のタイトルが「英国貴族の奇妙な大冒険」となっていて、
このミュージアムは、いつも解説文が面白いのだ。
あと、教科書でおなじみの
「アヘン戦争図」の銅版画の展示もある。
白黒版とカラー版では小舟の有無が違ったりする。
ミュージアムショップで
「科挙クリアファイル」と「戦国手帳」を買った。
クリアファイルは、科挙の試験で合格した答案だそうだ。
戦国手帳は、月間カレンダータイプで日付には
戦国武将の生没や合戦や出来事が記させれていて、便利。
(何に便利なのかは知らない)
東洋文庫ミュージアムのあとは、
すぐ近くの「六義園」に行く。
「六義園/公園へ行こう!」
六義園は徳川綱吉の御用人、柳沢吉保による庭園。
明治維新後、荒れていた庭園を
三菱財閥創業者で初代総帥の岩崎弥太郎が購入して整備した。
六義園とか東洋文庫ミュージアムとか、
岩崎家、すげえな。
いつもは昼過ぎに行くのだが、夕方近くになっていたので、
かなり暗くなってしまった。冬だし…。
枯れてしまって、緑があまりない池の周辺。
日陰に入り、暗くなってしまった渡月橋。
藤代峠からの眺め。緑がない。なんか暗い。
藤代峠にはカラスがたくさんいて、フンが怖かった。
以前来た昼間はそうでもなかったので、夕方だからか。
滝見の茶屋。わびしい。
池をウロウロしている鳥さん。寒そう。震えていたし。
寒かったけど、吹上茶屋で抹茶セットを食べたよ。
今年2017年1月25日にも行っているが、
冬は日が高いうちに行ったほうが良いと思う。
ただ、シーズンによってはライトアップがあって、
夜もきれいだそうだ。
「1月25日(水) - 一生余生/じぇんじぇん日記」
2016年10月12日に行った時は、まだ緑がある。
やはり、緑があったほうがいいね。
「10月12日(水) - 一生余生/じぇんじぇん日記」
夜遅く、高円寺みじんこ洞に行く。
今日が年内最終営業日だそうだ。
常連さんがいて、久しぶりに会う友人が来た。
2018年4月15日に閉店することが決まっていて、
みんなが惜しんでいた。
そんななか、今日、初めて、閉店のニュースを知って、
すごくショックを受けていた人がいて、
「みんな、そうだったんだろうな」と思った。
2017年最後のグリーンカレー。
2017年最後のチョコレートケーキ。