7月30日(火)
午前、日本橋の三井記念美術館で特別展「日本の素朴絵」を観たよ。
古墳時代の埴輪(イノシシを持ってドヤ顔)があるよ。ゆるい仏像、ゆるい狛犬などの立体、室町時代からの素朴な絵本、味のある絵巻、怖くないというかユルカワな地獄絵など、楽しくて面白くて、とても良かったよ。(9月1日まで)
「三井記念美術美術館(公式サイト)」こちらで展示作品の一部が見られるよ。
美術館から出たら、まだ正午だったから、虎ノ門まで足をのばして、10年ぶりくらいに愛宕神社に行ってみたよ。愛宕神社だ。パワースポットだ。
出世の石段。登るし、降りるし、しんどいし、ヒザが悪いから痛いし、高所恐怖症だから高さがちょっと怖いしで、おなじみの出世の石段。しかし、登るし、降りるし。
下の写真の右上。突然、トラックが出世の石段の上から下をのぞきこんできた。なんか怖い。
現在は神社内の一部で工事中だったから、トラックが見えただけなんだけど、なんかシュールな絵面になってしまった。
ご本殿はあるけど、朱塗り門辺りが工事中である。太郎坊社・福寿稲荷社・恵比寿大黒天社は、ご本殿内にお祀りしているそうだ。参拝客と業者や工事人で、境内がわさわさしていて、にぎやかである。
社務所もプレハブの仮社務所になっていた。お守りを買ったぞい。
境内には顔ハメパネルがあるよ。曲垣平九郎。オレはどちらかというと、無理矢理に登らされた馬をほめてあげたい。
西郷隆盛と勝海舟の顔ハメパネル。愛宕山といえば、江戸城無血開城のアレである。西郷隆盛は病気が原因で金玉が肥大化していて、勝海舟は子供の頃に金玉を犬に噛まれて死にかかったわけで、有名な金玉エピソードを持つ2人が並んでいて、なんかすごいな。すごいのは、そこじゃないけどね。
石段の上にある茶屋で撤饌うどんとかき氷を食べる。最高気温34度だし。
撤饌(てっせん)うどん。素朴な味わい。
かき氷は境内で収穫した梅をつかった「厄除け氷」で、ほんのり酸っぱくて美味しい。
縁起物っぽくて良くない?
境内にネコがウロウロしていて、ベンチに座っていたら、隣に三毛猫がきて、全然逃げないので、撫でまくると、撫でられまくっていた。
こちらは御本殿から離れて、石段を登ったところの弁財天社。芸術やら財運やらの神様なので、祈りまくる。
10年前よりも、なんかにぎわっている感じがした。そのうち、また行こうと思う。