一生余生/じぇんじぇん日記

私の個人的な日記です。友人・知人に無事に生きていることをお知らせする目的もありますが、基本的に自分が後で読むために書いています。そのため、たとえ親しい人でも、読んでも意味はないと思います。

1月7日(日)

単行本「おもちゃ絵芳藤」(谷津矢車 著/文藝春秋 刊)
を読む。

歌川国芳の弟子で、主な仕事はおもちゃ絵という
浮世絵師の歌川芳藤を主人公にした小説。

河鍋暁斎月岡芳年、落合芳幾、小林清親が周辺にいるから、
絵師としての切ない感じが、もうね…。

河鍋暁斎」展とか「月岡芳年」展とかに行ったので、
河鍋暁斎の「枯木寒鴉図(こぼくかんあず)」の話で
「おおっ!」と思ったりもする。

良かったです。

books.bunshun.jp