11月23日(土)
たしか去年も書いたのだが、勤労感謝の日になると、なぜか、国木田独歩の短編小説「窮死」を思い出す。今年も、だ。青空文庫にあるので読める。ディストピアの近未来SFっぽさがあって、いつかオレも文公になりそうで、イヤだな〜。怖いな〜。
「国木田独歩 窮死」
それで、国木田独歩で思い出したけど、先日、2〜3年前に買って忘れていたSF短編集「ゴッド・ガン」が「武蔵野」の下にあったのを発見して読んだら、面白かったよ。「ナイトフライヤー」「老人と宇宙(そら)」「叛逆航路」の下に「武蔵野」があったので、その下にSF本があることに気づかなかったのだ。「武蔵野」がSFに混じっていたのは、謎。
「ゴッド・ガン」(ベイリー/ハヤカワ文庫) 左のしおりは、「ミイラ展」で買ったやつ。
なんという並びで「武蔵野」が入っていたか。適当に本を積み重ねるのはやめよう。
11月13日(水)
午後、大手町のサンケイビルに行く。「夕刊フジ」の編集部で打ち合わせをする。今はメールのやり取りだけで仕事の話をするので、編集部で対面で打ち合わせをするのは、ちょっと新鮮である。夕刊紙は午前中が修羅場だそうなので、午後の編集部はひと段落ついた感じで、わりとのんびりとしていた。
2019年正月の新春特別号に「ラブホ戦記」特別編を描いたのだが、2020年の新春特別号にも描くことになった。前回は丸々1ページだったが、今回は半ページ。とはいえ、今回はカラー原稿ということで、まあ、がんばります。
記者さんたちが、オレのツイッターアカウントを見ていることが判明したので、締め切りまで、映画や美術館、博物館に行く回数は減るかもしれない。減らないかもしれないが…。
11月12日(火)
中野のかかりつけの内科医院に行って、定期健診を受けてくる。特に問題はなさそう。ついでにインフルエンザのワクチンを接種する。定期健診のついでに接種するのが、毎年恒例となっている。
68キロを超えていた体重は、65キロまで落とした。ヒザの痛みが思い切り軽減した。フィットネス・クラブで測定したら、体脂肪率が11.2%となっていた。ただ、気をゆるめるとリバウンドをするので、現状維持をがんばりたい。
この内科医院は以前住んでいたアパートから徒歩2分だったのだが、今のアパートから徒歩10分くらいになってしまった。まあ、まだまだ近いといえば近いけど。
久しぶりだったので、周辺をちょっと散歩する。昔のボロアパートはカッコいいマンションになっていた。
11月7日(木)
午後、練馬区立美術館で展覧会「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」を観たよ。絵本作家エドワード・ゴーリーの原画展だよ。良かったよ〜!入館してすぐのところで「うろんな客」と写真撮影ができるよ。ポスターは「不幸な子供」で、なんか切ない…。(11月24日まで)
「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密/練馬区立美術館」
「不幸な子供」…切ない。
「うろんな客」と記念撮影だ。
美術館近くの公園の看板。「ギャシュリークラムのちびっ子たちーまたは遠出のあとで」の絵本より。ちなみに絵本でちびっ子たちは、みんな死にます。
練馬美術館は、中村橋駅から徒歩3分くらい。初めて降りた駅である。